– プロフィール –
小野雄慈(おのゆうじ)
宮城県塩釜市出身
5歳から習字を習い始め書歴は約35年 / 初等科師範
書道のはな*みちプロダクション所属
受賞歴
・毎日新聞社 社長賞受賞(硬筆)
・第一回書道のはな*みち スカウトキャラバン グランプリ受賞
活動歴
・全国各地にて書きたくて仕方がなくなるワークショップを開催(仙台、岐阜、大阪、静岡)
・オーストラリアとの国際交流イベントにて講師として参加
・神奈川大学エクステンション講座
・書道家・書道教室専門コンサルティング
商標登録・著作物・メディア関連
・週刊女性自身(2020/12/8号)にて年賀状特集カラー5ページ全監修
・「ペンソムリエⓇ」商標登録番号第6312951号
・「めいろDE書©」著作権表示
※レジェンド松下氏のyoutubeチャンネルにて紹介
メッセージ
とにかく子供の頃から書くことが大好きで、教科書やノートの余白に好きな字をひたすら書くような子供でした。実家の裏にある佐々木先生の所に通うのが楽しみで仕方なかったです。
社会に出てからサラリーマンをしながら趣味として書くことを続けてきましたがある日、妻の一言で書道を本格的に学び直し、「100円ショップの道具でどこまで上達できるか」など独自にチャレンジしてきました。
その後、研究を進める中で武田双雲氏と出会い、書に対する斬新な考え方に衝撃を受ける。
最近では、「書くことは人間の特殊能力」であると位置づけ、なぜ書道が良いのか?なぜ書く行為が脳によいのか?など独自の視点から研究しSNSなどで発信しています。
今後は、僕自身がとにかく楽しんでいて、書きたくて仕方なくなる環境を提供し続けることにより書道が広がる活動をしていきたいと思っています。
– 書道家 小野 雄慈のポリシー –
人間だけに与えられた特殊能力「書く」手書きとタイピングの共存
パソコンの普及により文字を書く機会はかなり減ってしまいました。逆に言うと、減ったけど無くなってはおりません。それぞれに意味があるからであり、もし人にとって書くことが必要のない行為ならとっくに淘汰されていると僕は思うのです。
スピードの時代にパソコンは絶対的に必須ですし、その中で人間の存在価値として手書きが残っているとも考えます。
手書きとタイピングの違いをひとつご紹介します。
どちらも指先を動かすのですが、タイピングをした時の指先からの信号は小脳で止まってしまうのに対し、手書きは大脳すなわち「五感」を刺激するという実験結果があります。
ケースによって上手に使い分けることがこれからの時代背景にあっているなぁと感じるのです。
「所作」をゆっくり丁寧に
文字は人を表すといいます
昔から文字は人を表すと言われます。
書くときのプロセス、すなわち「所作」がまさにそれに当たります。
書く仕草が雑であれば文字は雑になり丁寧な仕草は丁寧な文字になります。
その文字を見た人は感じ方はそれぞれでありながらも、その奥に書き手の所作が伝わってしまうものだと、僕は考えます。
美しい文字書くのも大切ですが、まずは丁寧な気持ちで丁寧な所作を心がけてみましょう。
さぁ ゆっくり、丁寧に深呼吸